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平成27年度 創造交流会 「東和塾」第1回開催

平成27年2月28日(土)午後2時〜

東和支部では2月28日(土)午後2時からセイリングデイズ大阪にて創造交流会「東和塾」を開催し30名が参加した。

●創造交流会「東和塾」とは
@自社の強みを知り、それを整理し、自ら外に発信することで、自社への理解を深める
A同業他社の強みを知り、そこから学んだものを自らの仕事に役立てる
B他社との繋がりを深め、情報を共有することでより幅広い分野での自社のアピール力を高める。
という3点を中心に組合員企業の人材育成と営業活動の一助となることを趣意として試みられた。
司会進行役の作道副理事長より簡単な流れの説明があった後、中原支部長より「新しい試みなのでどのようになるかわからないが、回数を重ねていき積極性のある会にしていきたい」との挨拶があった。

●第1回アピール企業
今回3社に20分間のプレゼンをしてもらいましたので簡単に紹介いたします。
最初は、この度のキャンペーンで新規入会された株式会社 美販。ボックスメーカーとの位置づけで段ボール製・紙製のケースを中心とした企画・製造・販売をしており、お客様の課題を聞いてその思いを「形」にすることでお客様に喜んでいただけるよう心がけているとのこと。売り込むというよりはお話を聞く中で課題を見つけて後日訪問するというスタイルを取っており、単純に価格ということではなく新しい価値という意味でのトータルコストダウンを提案することを目指している。印刷の部分はできないが「形にする」ということを売りにしている。

続いて株式会社 加貫ローラ製作所については、日本で初めてゴムローラーの開発に成功し、印刷用ゴムローラーから始まったものが様々な工業分野にも広がっている。さらなる新規性、独創性のある製品を研究・開発し続けることを目標としており、お客様の問題・クレーム等を早く解決できるように技術と同行し訪問することが強みとのこと。
最後は今年から賛助会員として入会されたリコージャパン株式会社。オンデマンドプリンター等も販売している会社ですが、お客様の利益率UP、コスト削減のお手伝いができないかと「お役立ちファクトリー」という取組みを行っており、その中でも5つのコンテンツをピックアップして紹介があった。
@Pod Success お客様のビジネス実践事例を冊子や動画で紹介。
Aセミナー お客様の要望に応じて提供もできる。
Bワークショップ お客様自身が講師となり参加者とディスカッションしてさらなるビジネスを考えていく催し。
CPODレシピブック PODを活用して新しい商品の取組をしたいという際に役立ててもらうもの。
DPODミッションノート どんな付加価値をオンデマンド化できるかをビジュアル的にお客様に提案できるようにと作られたツール。
このような取り組みでビジネスで儲けて行くためのサポートを行っている。サービスマンの数も多く地域密着型で各地に拠点を設けており、アフターサービスが充実していることが強みとのことであった。
●ワールドカフェの開催
プレゼン終了後ワールドカフェが開催され参加者全員での対話が行われた。
ワールドカフェとはカフェにいるようなリラックスした雰囲気で、オープンで自由な会話を通して活き活きとした意見交換や新たな発想を生み出すという考えに基づく話合いの手法。何かを決めるということではなく、自由な発想でアイデアを発散することが目的で少人数のテーブルに分かれテーブルごとにリーダーを決め、与えられたテーマに沿って対話をするということを3ラウンド繰り返す。1ラウンドごとにリーダーのみ固定しその他メンバーをシャッフルする。
●テーマについて
今回は「私たちの仕事は誰にどんなふうに役に立っていますか?」「今後誰のためにどういった物を作りたいですか?」というテーマで対話を行った。テーブルには自由に意見や発想等を書き込んでもらうため模造紙が置いてあった。対話が終了すると各リーダーからどのような話があったかの報告をしてもらった。

●創造と対話の発散
色々と意見が出たが、人それぞれ色んな意見があり立ち位置も違うので、これが正解というものはないと思われる。どこですり合わせをして共通項をみつけていくのか?アイデアを発散させるのがダイアログ(対話)。その広げたアイデアをどこかで収束させていくのがディスカッション(討論)。経営理念を共有しよう、新企画を考えるような場合にダイアログが有効。色々思ったことがぽんぽん出てきてキーワードに触発されて自分のアイデアが膨らんでいく。みんなで話し合ったということで参加者の参加意識も上がり共感を持ちながら進められるため実現がし易くなる。

●参加した実感を感じる
「通常のセミナーでは皆さん難しい顔をしながら、司会の話を聞いて終わりということが多いですが、今回さんかした方々は最初は固い顔つきで参加されていましたが途中から皆さん目を生き生きさせながら話をしている姿が印象的でした。
セミナーに参加してもここまで話す機会はそうないので、なんとか話せたという気持ちよさだけでも味わっていただけたら初回としては成功かなと思います」との作道副理事長の挨拶で東和塾は終了した。
そのあと懇親会も行われ、今後も継続的に行っていきたいと思うとの木原常務理事の締めの挨拶で午後7時過ぎにお開きとなった。

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