秋季研修会で博多・玄界灘・壱岐の島へ平成24年10月20日(土)〜21日(日)東和支部秋季研修旅行(壱岐の島紀行)
平成24年度東和支部秋季研修会は8時45分新大阪発のぞみ3号の軽快な走りから始まった。中原支部長以下、12名の会員が目指したのは博多〜玄界灘〜壱岐の島です。
福岡市博物館・岳ノ辻展望台・一支国博物館・壱岐神社等日本の古代史を探索する研修旅行です。列車が岡山駅を出たころから何処ともなく缶ビールとおつまみがまわってきました。最近の印刷業界の「噂」や「風評」を酒の肴にワイワイ言っているうち11時13分遅れる事もなく博多駅に付きました。早速香椎宮の参拝です。西暦200年神功皇后がこの地で崩御された仲哀天皇の神霊を祀る為、祠を建てたのが起源とされています。
その後狭い路地を観光バスで入り烏賊の活料理で有名な中州の「河太郎」で昼食です。でてきた烏賊の活造りをみてびっくり。大きな烏賊の目玉がこちらを睨んで「お前が食うのか」と言っておりましたが、烏賊の天婦羅まで大変おいしく頂きました。昼食後、福岡市博物館の見学です。しかし、道路は渋滞ジェットフォイル出航まで時間がありません。支部長曰く「漢委奴王国」の金印だけ見て行こうとの一言で決行しました。
金印を見た後大急ぎで館内を見て博多港に向い15時15分発のジェットフォイルで鏡のような玄界灘をなんなく渡り、予定より少し早くホテルテラスコート平安閣に到着しました。残念な事にホテルは海辺から離れ丘の中腹に建っております。到着後、お茶もそこそこに温泉に。ここの温泉は、光明石(自然界に存在する放射性元素を含む天然石)を通って来ているらしい。鬼の岩屋の洞窟風呂で汗を流し、いざ宴会へ。お料理は海の幸+壱岐牛のしゃぶしゃぶ。酒は壱岐が発祥の地とされる麦焼酎。中原支部長のご挨拶に続いて作道副理事長より乾杯の御発声。目の前には新鮮な海の幸がずらりと並んでいます。活けあわびの地獄焼も出てきました。ビールや酒に壱岐の島発祥の麦焼酎も頂き日頃の仕事の事も忘れて皆さん大満足です。やがて宴も終わり、町のカラオケにいざ出陣。これも壱岐の島の経済発展の為と思えば気が入ります。スナックには対馬から来た漁師さんたちがかなり盛り上がっていました。我々も大いに盛り上がり皆さん上機嫌でホテルに戻りました。
さて、二日目は島内の観光と見学です。まず、あまごころ本舗でうに漁の説明とおみやげをゲット。丘ノ辻展望台(標高212.8m壱岐の島で一番高い所)で島全体を眺望。その後10時30分には壱岐市立一支国博物館に到着。博物館ではボランティアの説明ガイドの「小島」さんという、元漁師のおじいさんが魏志倭人伝の事、原の辻遺跡の事を、とても穏やかな語り口で話してくれました。そして小島さんが壱岐は鎌倉時代に2度も元からの侵略を受け、島の人口は二桁までに減ったと言われました。元寇より日本を守った壱岐の人々の悲劇が説明され国防とは言えそれは聴くに堪えない事ばかりでした。
約1時間の博物館の見学が終わるとガイドのお姉さんが、「この近くに焼酎の醸造元があります。醸造現場の見学が出来てテイスティングもOK!時間が少ししか有りませんが行きますか?」支部長、もちろんOK!で「壱岐の蔵酒造株式会社」に到着。早速美人で元気の良い女性の案内で麦焼酎の仕込みから発酵・絞りまでの工程を大急ぎで見学。さて、お楽しみのテイスティングとショッピングです。言われるままに45度の麦焼酎を試飲「オェ!これは強いぞ。まるでウィスキーや。当たり前やどちらも原料は麦や」などワイワイガヤガヤ。結局皆さんかなりのお買い上げで、サービスに壱岐の島の塩を頂きました。壱岐の蔵酒造を後にし、最後に弘安の役古戦場の「壱岐神社」を参拝。ここの展望台には元軍の船の花崗岩でできた大きな錨がおいてあります。それを見ると元の船の大きさが想像されました。その後,芦辺港で新鮮な「ウニ丼」と活け作りを堪能。14時25分発のジェットフォイルで博多港に戻り、のぞみ54号にて19時30分無事新大阪駅に付きました。
龍成印刷(株) 牧戸秀晃 2013年度の行事
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