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第5回クール2回 創造交流会「東和塾」開催

【リモート開催】 2月19日(木)
2月19日に第5クール2回目の東和塾が開催された。今回は緊急事態宣言中という事もあり、全員がオンラインでの参加となる。
初めての試みではあったがオンラインでの良い点・悪い点を生かしながら今後も活用できれば視野が広がるのではないかと感じた。今回の東和塾では「身近なものからSDGsを考える」をテーマとして22名の参加して頂いた方々と東和塾の開催となる。
開催にあたって平石支部長より、「飲み物を飲む時もマスクを少しだけ外し、飲み終わるとまた着ける。この小さな取り組みがいずれは大きな結果につながる、SDGsもそういう事ではないか。」とご挨拶を頂いた。
続いて東和会青年クラブ福地会長より「SDGsをもっと分かり易くする事で関心を持ってもらう事が大切であり、今皆さんが普段何気なくされている事がSDGsであると知ってもらいたい。」と今回の東和塾の趣旨を説明頂いた。
そこから「自社でできる取り組みを考えてみる」というタイトルを元に、最近では多くの方がマイバック・マイボトルを使用している事を例として挙げた。これもSDGsである。マイバックやボトルを使用する事でビニール袋・ペットボトルの使用を減らし、最終的には海洋汚染問題を解決する為の行動となっている。また最近では「エシカル消費」「FSC」「フェアトレード製品」などこれだけでもSDGsの17の目標が複数該当しているのである。
さらに身近なものからSDGsに関心を持ち、考えるきっかけとして「ひとこと多い張り紙」を紹介された。ひとこと多い張り紙とは自身の生活においてよく見かける張り紙に余計なひとことを付け足す事で17の目標とその課題を考えるきっかけにするというのが基本コンセプトである。例として挙げると「傘忘れ注意」の張り紙に対して追加のひとこと「いったい何本無くせば気が済むのか知りませんが」を加える事によって目標12に該当する「つくる責任、使う責任」といったSDGsの課題を分かり易く繋げることが出来るのである。
そして、次回の東和塾ではこの張り紙を使った作成ワークショップを行う予定である。@「お節介なひとこと」A「張り紙の内容(アクション)」を自身で考える事でSDGsを「自分ごと化」する良いきっかけになるのではないだろうか。興味のある方はぜひ参加して頂きたい。
プレゼンテーションの後、大阪府印刷工業組合の浦久保理事長より全印工連、大阪府印刷工業組合での取り組みがSDGsへどのようにつながっているのか、ご紹介を頂いた。例えばMUDへ取り組む事は、様々な情報が見やすく、伝わりやすくデザインすることで、みんなが読みやすく・理解しやすい、そしてみんなから共感と支持を得る広報活動ができ、それはSDGsのゴール3・4・10・17の貢献につながるのである。また、環境対応の認証マーク(GPマーク・FSC認証・バイオマスマーク)のついた製品、個人情報保護のJPPSの取得やCSRなど、組合での取り組みがSDGsへの貢献にリンクしているとご紹介を頂いた。その後、浦久保理事長へ東和支部組合員より様々な質問が投げられた。SDGsへの取り組みについてだけでなく、コロナ過での組合活動など様々なご質問に対してもご回答を頂いた。
その後、平石支部長より今回初めてご参加頂いた方のご紹介とご挨拶を頂き、その6名の方から今回のご感想やご意見を頂いた。
最後に、東和塾塾長である作道顧問より「東和塾をきっかけに、より東和支部組合員がSDGsへの取り組みが進んでいければ良い」との総評を頂いた。
大阪は2025年に大阪万国博覧会が開催される。万博が目指すものは国連がかかげる持続可能な開発目標、つまりSDGsが達成される社会がテーマとなっている。これからの大阪はSDGsがより注目されていくものとなる。東和塾をきっかけに、SDGsへ取り組む組合員企業が広がっていく事になるであろう。

(作道印刷株式会社 木村英浩)

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